雨だれ石を穿(うが)つ

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c7093cc1f3c3deea93606096825a6196_m 生きていく力
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ある少年の話。

若い頃にあれをやっとけばよかった、これもやっておけばよかった

そう嘆くお年寄りの話を聞き、少年は一生の間にやってみたいことを書き出してリストにしました。

そのリストには120以上の項目が書き出され、そのことが彼の人生を大きく変えました。

 

結果、少年だった頃から50歳までにそのうちの100の項目は達成されていて、ふと彼は気づきました。

多くの人はあのお年寄りのように前もって計画を立てていないから、
人生の本当の楽しみを忘れてしまっているのでは?
」と。

 

リストには比較的簡単に実現するもから達成が難しいものまで様々あります。
そして達成したいことや夢や目標は人によって様々です。

しかし、そこには共通的な考え方があります。

成功とは、価値ある目標を前もって設定し、段階を追って実現すること

(1)書き出すことで自分の考えが明らかになっていくこと。

(2)その目標に向かって実行することで、小さい達成があり、必ず達成感が得られること。

(3)その積み重ねが、大きな達成感につながり、成長を感じられること。

ここで大事なのは、自分にとって価値ある目標であること。
他人との比較でもなく、誰かに言われた目標でもありません。

 

ところで、実生活の中でも、やることを書き出して、
「今日これをやろう!」と決める
意外とあっさりできたりすることありませんか?

そして、意外にも達成感を得られたりしませんか?

簡単な例が買い物。

これを買おうと紙に書き出して買い物にいくと、間違いなく買うことができますよね。

しかし、漠然とあれとこれを買おうと思って買い物に行くと、
何か買い忘れたり、余分なものを買ってしまうことがあると思います^^;

目標が明確でなければ、迷ったり、寄り道したりしてしまいます。
逆に、目標が明確であれば、迷うことなく、目標の達成に専念できます。

この習慣の積み重ねが成功を生み出す最初のステップなんですね。

 

このように目標を書くという習慣を、
人生の目的・目標に活用して継続すれば、
最初の少年のようにいつのまにかその目標の大部分は達成していることになります。

大自然の中で一滴の水が石灰石を溶食することが繰り返されてできた壮大な鍾乳洞や、
古いお寺などで雨だれの水によって石が丸く窪んだりしてるところもよく見かけます。

「雨だれ石を穿(うが)つ」

という昔からのことわざもあります。

つまり、ほんの小さなことでも、長い間継続して反復すると、
いつかは必ず大きな仕事や結果を成し遂げることができるということなんですね。

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