先日放送されたモニタリングの山形の工業高校の先生の話、いい話でしたね。
不登校になった女の子の生徒に、毎日メールや電話。
軽い1行2行メールでも毎日続けてくれた。
そのうちにその生徒は、その中の一言一言に励まされ、
「自分には味方になってくれる先生がいる」
と思えるようになり学校に行けるようになった。
そして、その生徒が中心となって先生へのサプライズを企画。
生徒全員から先生へメッセージ。
そのメッセージの多くは、
「先生の言ってくれた一言が自信となり、がんばれた」
と言った内容。
そんな生徒に先生からのメッセージ。
「こちらこそ君たちから学び成長させてもらってきた。ありがとう」
素敵なお話ですね^ ^
こんな先生が身近にいたらいいなって感じますよね。
先日の記事「人は人によって磨かれる」でも書きましたが、
教育者はノウハウや知識を教える人ではなく、
学ぶ人にきっかけや自信を与えることが大切ですね。
もう少し具体的に言うならば、
子どもたちに心のこもった一言をかけていくこと、
その一言をキャッチする側が心でキャッチした時に大きな力になります。
素晴らしいことを1回言うよりも、何気ない一言をたくさんかけてあげることが、
いずれ大きな力を生み、人の心を動かすことにつながりますね。
これからの教育が変わっていく中に、このような要素が必要なのではないでしょうか?
「生きていく力」を伝えるために、授業の内容を充実させることも必要ですが、
普段の生活の中で、小さくても毎日心をこめた一言を続けていくことが、
子どもたちの心を動かすきっかけになります。
よく考えてみれば、これは教育に携わる人だけでなく、誰にでもできることですよね。
親も、先生も、近所の大人も、子どもたちを気にかけ、声をかけ続けることが
暖かい社会を作る原動力になりますね。
教育の問題が身近に感じられるとともに、
教育の本質がそこにあると改めて感じることができました^ ^
小さい一言の積み重ねが大きな力を生みます。
大人が率先して実践して子どもたちの可能性を引き出したいですね。
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